3月5日 卒業式当日
式が終了した後は、思い出のスライドショー上映と、
卒業生による「ありがとう」スピーチを行いました。
最後は教室に移動し、在校生や来てくださった方々から、
お祝いの品や心温まるメッセージを受け取りました。
【担当者より・・・】
親愛なる、卒業生の皆さん、本日は誠にご卒業おめでとうございます。
まずは、あなた方との出会い、そしてともに過ごすことができたことに
心から感謝です。ありがとう。
私たちは皆、とても小さく、弱い存在であり、
何かあるたびに、迷い、戸惑い、立ち止まってしまいます。
私自身も、もちろんそうです。
しかし、しばらくすると、また何となく歩みを進めているのです。
そのような繰り返しの中で、私たちは、
出会ったあの頃から、少しずつですが、着実に心を強めてきました。
人と出会うたび、関わりを持つたびに、「与え、与えられ」、
互いに他者を尊重し合いながら、自分が生かされていることを知ります。
卒業生との別れを寂しく、それ以上に嬉しく感じる今、
私はたくさんの幸せを「与えられた」ことに、改めて気付かされました。
あなた方のこれまでの歩みに、間違いや失敗など、何一つありません。
世間や大人が思う正解ではなく、
自分自身の内にある、”正しさ”を大切に、そして追い求め、
自分に寛容に、他人にはそれ以上に寛容に、
この人生を精一杯生きてほしいと思います。
もう一度、心をこめてお伝えします。
皆さん、ご卒業、本当におめでとうございます。