授業、という枠を超えて~「総合学習」①~2016/11/28

11月26日(土)

土曜日ですが、スクーリング授業があります。
本日をスタート日として、全四回、「総合学習」のスクーリング授業を行います。

今年は、通信制高校の生徒を対象に、キャリア教育を行っている、
NPO法人「D×P」さんに、講師を務めていただくことになりました。
 
「D×P」さんの授業、
一般的な“授業”というイメージとは、少し異なります。

「いろんな大人たちと高校生が、進路や高校生活について楽しく話をしながら、考える場」

グループに分かれ、あっという間にそんな場をつくり出してくれたのには、驚きました。
 
この授業には、スタッフの方、大学生、教育関係者、システムエンジニアなど、
多様な職業の方、総勢8名が、入ってくれています。

20代の方ばかりで、生徒にとっては、少し年上のお兄さん、お姉さんといった印象でしょうか。

授業の前半は、自己紹介やすごろくゲームなどをしました。

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授業の後半は、

社会人の方から、自身が経験した過去の「失敗」や「トラウマ」、
また、それらに対して、当時から、どう感情が変化してきたか等、

パソコンや手書きのスケッチブックを用いて、話を聞かせてもらいました。

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くすっと笑ってみたり、自分の経験や感情とリンクさせてみたり・・・。
話を聴く生徒の顔つきは、真剣そのものでした。

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授業の終わりには、
はじめまして、であったはずの皆さんとの距離が、ぐっと縮まった気がしますね。

同じ場所で、同じ人と、しっかりと信頼関係を築くことはもちろん大切です。

しかし、そのことと同じくらい、

新しい人と出会い、そこでうまれる会話を通じて、
新たなモノの見方や考え方に触れることも大切なんだと、皆さんの様子を見て感じました。

残り3回の授業で、皆さんの考えがどう変化していくのか、私たちも楽しみです(^^)