総合的な探究の時間

7/22(金)
「総合的な探究の時間」の授業が行われました。
本時は【変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。】(文部科学省HPより)と定められています。
既存の教科学習の枠に留まらず、現代社会を生きるために必要な学びを、主体的に探究していく時間と言えるでしょう。
殊に、高校における金融教育の開始、成人年齢の引き下げ、"貯蓄から投資へ"を掲げる政府方針等の社会状況を鑑み、和歌山センターでは「金融リテラシー」を探究テーマに選定しました。
授業では、ファイナンシャルプランナーを外部講師にお招きして、金融について解りやすく解説していただきました。
高校生とはいえ、今の日本が抱える経済的な困難は、皮膚感覚として他人事ではないと感じているようで、たとえば高校の就学支援金や進学先での奨学金は、生徒たちにとって高い関心事です。
初めて聞く専門的な用語には戸惑いながらも、強い関心を持って取り組めていました。
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円安や生涯賃金、老後必要な資金について、現実的な数字を使って学びます。
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ファイナンシャルプランナーの先生。株式や金利、投機や投資などの言葉を易しく解説してくれました。
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「お金」というのは、子どもの頃から大切だと言われる反面、これまで学校では教えてくれなかったものですね。