7/21(金) 総合的な探究の時間
教科や科目の枠を越えた横断的・総合的な学びの時間として設定されている「総合的な探究の時間」
今期は、花王の和歌山工場へ見学に行きました。
衣料用洗剤の製造ラインを見学したり、ミュージアムでエコについて学んだり、実際に界面活性剤を使った実験をしてみたり。
花王は日本を代表する大企業ですし、和歌山工場は昔から地域に親しまれています。
しかし、実際に花王という企業がどんなものを作っているのか、尋ねられると意外に知らないものです。
事前学習で調べてみると、ビオレ・アタック・ニベア・メリーズ・アジエンス・エイトフォー・マジックリン・ロリエ・ヘルシア etc。
あれも?これも??という発見が相次ぎました。
花王製品を身近に感じたところで、見学に出発。
近づくにつれ、視界に収まらない広大なエリアが広がります。
オートメーション化された製造ライン上では、たくさんのロボットが正確に緻密な動きで洗剤を作っていきます。
エコラボミュージアムでは、地球の生物多様性と、環境に配慮した製品の工夫について学びました。
製品ライフサイクル(製品の生産から廃棄までの工程)のそれぞれの段階で、自然環境にやさしい工夫が盛り込まれていました。
普段使っている日用品には、自分の手に届くまでに、たくさんの優しさと工夫が込められていること。
それを使う自分自身にも、環境に対してできることがあること。
有意義な探究の時間となりました。

花王のシンボルマークをもって記念撮影。 工場内やミュージアム内は原則撮影禁止のため、エントランスで集合写真。

製造ライン見学の前に撮影。 防塵のため、帽子とマスクを着用し、肩首回りをクリーニングして、入室しました。