いま高校に通えていないあなたへ

朝や夜は涼しく過ごしやすい季節になってきましたね。


全日制高校では夏休みが終わり、和歌山センターには転入(転校)の問合せが多く寄せられています。


その理由の多くは「夏休み明けから学校に行けていない」というもの。


お話を伺うと、もともとクラス内の人間関係や、先生との相性、勉強の悩みなどを既に抱えており、夏休み明けのタイミングでこの不安に耐えられなくなり、不登校になる、ということが多いようです。


学校に不安の原因があるのですから、当然のことのように思われます。


コミュニケーションが苦手だからクラスで浮いてしまったり、不条理にいじめの対象になってしまったり、進学校の勉強に追われる空気に息詰まってしまったり。


その不安への対処法に、決まりきった正解はありませんが、、、


その場に踏みとどまることも、別の場所に移ることも、本人が選択したことならば、それだけで価値があると思います。


ただ、ひとつ言い添えたいことがあります。


通っている学校のことは知っていても、通ったことのない学校のことは知らない、ということです。


知らなければ、比べられません。


比べられなければ、選択もできません。


選択肢のない状況で、苦しい環境に踏みとどまることは、辛いことです。


選択肢を持っていれば、それだけでも気持ちが軽くなります。


まずは、知ってみることから始めてみて下さい。


YMCA学院高校では、いつでも転入のご相談を受け付けています。