学校生活

12日の土曜日、中学生対象のオープンスクールで、理科の実験をしました。
会場は理科室の予定でしたが、たくさんの申込みがあったので、急遽大きな教室へ変更。
広々と実験ができました。

今回のテーマは「静電気」。静電気現象は、古代ギリシャの時代から知られていましたが、強い静電気をおこしたり、貯めたりできるようになったのは１７世紀頃の事。
今の私たちは、電気を便利に使っていますが、それは、大勢の先人たちが、何百年もかけてたくさんの実験や間違いを積み重ねてきてくれたおかげです。
昔は、雷の電気を調べようと凧をあげて、感電死してしまった科学者もいたくらいです。

そんな話を交えながら、参加してくれたみなさんにも、一人ひとりバルーンを手に持って、静電気の力が反発したり、引きあったりするのを感じてもらい、「水は静電気に反応するかな？」「蛍光灯は点くかな？」と、電気のことがわかり始めた頃に科学者がしていた実験を、身近なものを使う形にアレンジして、一緒に楽しみました。

実験を楽しむコツは、よく見て、聞いて、触れるものには触ってみて、自分でたくさん感じること。
理科が苦手だな、と思っている人も、普段の生活の中で身近な現象に目を向けて、「何が起こっているのかな？」と考えてみると、面白い発見があるかもしれませんよ！

お手伝いの在校生もよくやってくれました。お疲れ様でした。

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