学校行事

11/11(土)・25(土)、教育講演会が行われました。

 

YMCA学院高校と大阪YMCA国際専門学校(インターナショナルハイスクールと表現コミュニケーション学科)の3校合同で例年行っている、「教育を共に考える集い」が2006年11月11日(土)、25日(土)に大阪YMCA会館にて開催されました。
 11日には、高岡 健氏<岐阜大医学部教授・精神科医>を講師に迎え、『その子にあった出会いを求めて-不登校を考える-』というテーマで講演がありました。122名の参加者が、いじめや不登校問題に関する先生の的確な指摘や対策方法、そして子供の立場からみる視点についてのお話に熱心に聞き入っておられました。保護者の皆さまからは、こども達と交わっていく元気をいただきましたとの感想を聞きました。
 また講演会後は関西のフリースクールのブース・資料参加があり、多数の方が個別相談を受けておられました。今回初の試みでしたが、会場は熱気にあふれ、参加した保護者の方からも感謝の声をいただきました。 
 25日には、清水 真砂子氏<児童文学翻訳家・評論家・青山女子短期大学教授>をお迎えし、『日々いきいきと-学校と子ども-』というテーマでお話をいただきました。この日は63名の参加者がありました。教育現場でのご経験を通して、今の学生が考えていること、悩んでいることを翻訳された『ゲド戦記』のお話を交えていきいきと語っていただきました。
 同時にYMCA 三校合同の学校説明会(参加者30名)、個別相談も開催し多くの人々にYMCAの学校を知っていただく機会に恵まれました。
 今後とも多くの人々が教育現場で直面している様々な課題を共に考えていくきっかけになれば幸いです。

末筆ながら多くの方にご参加いただき、集いを実施し、無事に終了することができました。誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。