学校行事

8/4(金)-6(日)、国際平和セミナーに行ってきました。

 


8/4(金)-6(日)、本校の「多文化共生系列」の授業として「国際平和セミナー」が広島YMCAにて開催されました。これは「紀泉わいわい村」とあわせて夏季名物授業の1つです。

 

 

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左は、慰霊碑に千羽鶴を捧げる生徒、右は、灯篭流し(生徒撮影)。
たくさんの人々の平和の願いによって作られた「千羽鶴」と「灯篭」です。

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参加した生徒の感想文を紹介します。

【生徒の声】

いつの頃からか僕は平和を追求するうちに「平和」というものに疑問を感じ始めました。それまでは、平和とはただ善い事をすれば築いていけるものだと思っていましたが、そうではない事に気付かされたからです。「もっと世界を知らなければ」そう思い、平和をテーマに世界各地から様々な人が参加する国際平和セミナーに参加しました。60億以上もの人口の中で、たかが200人以下で話し合うのは平和ではないかもしれません。しかし、考えを交流することは出来ます。それこそ、同じ国の人だけの話し合いよりも遥かに意味があると思います。そして、実際に参加して改めてそう思いました。しかし、様々な人との交流の中で、僕が最も気付かされた事は、自分自身に改めたい所があるという事でした。日本全国、世界各地から様々な人が参加して、自分がないものを持っている人が沢山いました。その中で、何も出来ていないという無力感を強く感じ、自分を変えたい、変えなければ、と強く思いました。高校3年間、毎年参加すると決めたこのセミナーをきっかけに何か少しでも平和へ導く事が出来ればと思います。また、今回は「固定観念」が僕の中で大きなテーマとなりました。平和を築く際に障害となるか導くものとなるか、それを見極めていきたいと思います。

宮本 大輔(2年次生徒)