学校行事

'13総合的な学習の時間B「クレッシェンド」

【報告】

 2月の初めから3月の初めにかけて、特定非営利活動法人(NPO)「d×p(ディーピー)」に委託し、「クレッシェンド(総合的な学習の時間B)」のスクーリングが4回(150分×4日)にわけて行われました。

 「クレッシェンド」とは、社会人と高校生が、進路や高校生活について話し合うことで、高校生が自分の進路について、自分で考えられるようになるきっかけを作るプログラムです。

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 スクーリングは、高校生にとって年齢が近く、さまざまな職業に就いている人や大学生のボランティア(“コンポーザー”と呼ばれています)によって進行していきます。1回目と2回目は、コンポーザーさんたちの失敗談や、現在の活動・仕事などを聞く、3回目は高校生が自分の夢や将来したいことを発表する、4回目は全体のまとめの会です。

 1回目の朝、最初なので緊張していたようですが、休憩時間に行ってみると、笑顔で話す生徒たちの姿が見えました。その様子は、以前から知っていた仲間内の集まりのようで、“こんなにも変わるものなんだな”と驚いたり感動したり…。

 進路について考えるのはとても難しく、数か月で答えが出るものではありません。2週間ごとに4回も学校に来て、2時間半のスクーリングを受けるのは大変だったと思います。それでも、登録した生徒たちはみんな、一生懸命に話を聴き、自分のことを話し、各々のできる範囲で現在の自分を見つめ、将来について考えることができたようでした。みなさんの夢が叶うといいですね。