学校行事

【報告】

　今回、YMCA学院高校で初めて『東京ディズニーリゾート（ＴＤＲ）実習』を『総合的な学習の時間』、もしくは『課題研究』の講座として実施しました。

　大阪本校の生徒、奈良・福岡センター・東京YMCA高等学院の各連携校からの参加者は総勢約６０名となりました。

　初日の午前中には、『ディズニーアカデミー』を全員で受講しました。「なぜディズニーが全ての世代の人々に愛されるのか」、「なぜディズニーに訪れると幸せな気持ちになるのか」、ディズニーのおもてなし(ホスピタリティ)の秘密をじっくりと学びました。

　また、ディズニーの歴史やウォルト・ディズニーの活躍についても学びました。

　アカデミーの中で、キャスト（ゲストを迎えるＴＤＲのスタッフの呼称）さんは「自分の前にいる人は自分を映す鏡です」との言葉を残しました。

　それは、自分が笑顔なら相手も笑顔になる。それと同じで、自分がケンカ口調であれば、やはり相手もケンカ口調で返します。相手の態度が悪いと相手を責める前に、まず自分の言動が相手を不快にさせていないか、心を落ち着けて自分を振り返ることが必要です、という意とのことでした。

　同日午後は、ディズニーランドへ、そして翌日はディズニーシーへ訪れました。

　参加生徒は、それぞれでアトラクションに乗ったり、写真を取ったり、レストランで食事したり…リゾート内を満喫した様子でした。

　生徒たちにとって、ただアトラクションや食事を楽しむだけでなく、しっかりとキャストさんや園内を観察し、学びに満ちた実習になったと思います。学んだことを、これらからの学校生活や卒業後の進学・就職・アルバイトなどに生かしてもらえたらと感じました。

　また、本校だけでなく、各連携校と合同で実施できたことも、生徒たちにとっては大きな学びと交流になった様子です。今後も、今回のように合同で学びを深める講座を是非実施していきたいです。