学校行事
「五感で自然を感じよう」の授業風景
写真は、YMCA学院高校(通信制高校)の「五感で自然を感じよう」の授業風景です。
【報告】
5/24(火)、正阿彌 崇子さん(エコロジー系列担当教員)による、「五感で自然を感じよう」の野外実習の授業が「堺自然ふれあいの森」にて行われました。
「五感で自然を感じよう」は、「総合選択科目エコロジー系列」の一つです。
この授業では、机でただ教科書を読むのではなく、実際に自然のなかで見たり聞いたり触ったりして感じたことを自分の言葉で表現します。今回は、野外学習として「堺自然ふれあいの森」に行ってきました。一番近いバス停から20分くらい、みんなで歩いてたどり着いた入り口です。
①木に50cm程の糸をへばりつけて、「ありの歩いた道」を作りました。
その道に沿ってルーペでよく観察してみます。
②2人一組になり、お互いのイメージに合う木を探します。木が決まったら、
“アイマスク”で目隠しした相手をその木のある場所まで連れて行きます。
相手がつまずかないように、教えてあげます。毛虫もたくさんいたので、
刺されたりしないよう、注意しました。
③公園内の山に登りました。下に広がる森の中にはどんなものがあって
どんな生き物がいるのか、想像して絵を描いているところです。色鉛筆も
用意して、色もつけました。
描いた絵は山を下ったあと、一人ずつ発表しました。
一日を通して皆で森の中を歩きまわるうちに、少しずつお互いのコミュニケーションが図れたり、自分が感じたことをそのまま絵や文章にして発表し合うことができました。
自然の中で“五感”を意識してみるという機会はなかなかないことです。
参加した生徒の皆さんにとってそれぞれに記憶に残る良い経験になったのではないでしょうか。
佐柄友佳子(本校「理科」担当教員)