学校行事

ラーマン大学の合唱部コンサート

 【報告】

 10/5(土)にはるか海の向こうマレーシアよりラーマン大学の合唱部の方々がYMCA学院高校へやってきました。
学院高校の生徒も含め、高校のある大阪南YMCAに関わるさまざまな人々が歌声を聞き、そして交流をしようと集まりました。

 131009ブログ写真(ラマーン).JPG 合唱曲は全部で19曲。マレーシアの人も口ずさむ(!?)というスタジオジブリの曲からスタートです。みんな知っている曲も多く、「日本語の意味がわかっているかのように感情が伝わってきた」、「みなさん楽しそうに歌っていて見ているほうも楽しくなりました」という生徒の感想の通り、会場にいるみんなが歌声に聞きほれていました。

 ジブリの数曲の後、現代クリスチャンソング、マレーシアのうたが続きます。特にマレーシアの国家「Negaraku(私の国)」と愛国歌「Sejahtera Malaysia(平和で繁栄するマレーシア)」のマレー語で歌われた2曲は迫力があり気持ちが伝わってくるようでした。
また東日本大震災の復興支援ソングも歌われ、日本の復興に対する想いも感じました。

 コンサートの後は交流会です。日本の文化を知ってもらおうと、「おにぎり体験コーナー」や「流しそうめん」などを大学生のボランティアリーダーや会員の方々が用意をしてくれていました。ただし、何もしなくてご飯が食べられるわけではありません。日本の文化の1つ(?)「名刺交換」にちなんだゲームで、他の人の名刺(名前や好きなものを書いた紙)を交換しなければ食べることができません。はじめは恥ずかしがっていた生徒たちですが、マレーシアの方が積極的に話しかけてくれ緊張がほぐれたのか、YMCAの体操教室や英会話に来ている小学生とその保護者の方々、日本語学校の留学生とも名刺交換をし、交流を図れたようです。

 YMCAには子どもからお年寄りまで、時には国籍も違うさまざまな人々が集います。交流することは言葉ほど簡単ではなく、なかなか話せない生徒もいましたがともに同じとき同じ場所で同じものを経験し、その中で大きな刺激を得ている様子でした。
南YMCAのさまざまな人々との、そして何よりマレーシアとの距離がすごく近づいた1日でした。

 【生徒の感想】 

・コンサートではジブリの曲をやっていてとても楽しかった。
後の交流会はご飯もおいしくて マレーシアの方々が積極的に話しかけてくれてとても楽しかった。 

・音の強弱のつけ方がやっぱりきれいでとても 上手だなと感じました。
女性の声がとても きれいで聞いていて心地よかったです。 
男女のハモリの部分も男性の少し重めの声が入ることでとても迫力が増しているなと感じました。 

・ずっと聞いていられる歌声でまたラーマン大学の人達の歌声を聞きたい 
なと思いました。