学校行事

教育講演会が開催されました!!

【教育講演会(報告)】 

 10/5(土)大阪YMCA土佐堀会館にて、精神科医でありながらテレビ出演や数多くの著作などにおいて活躍されている名越康文先生をお呼びして、「思春期の教育を共に考える集い」と称する教育講演会が開催されました。

教育講演会(HP写真①).jpg
 本年度のテーマは、「子どもの成長にかかわる大人たちへ-親の役割・学校の役割-」です。当日は240名の方にご来場いただきました。笑いも交えながらの講演会に、参加されたみなさまは先生のお話を聞きながら深くうなずいていました。
その中でも、人に何かをしてあげようとする前に、まず自分自身が明るくなることが大切だという言葉に印象を受けた様子でした。『子どもたちは、何よりもその場の雰囲気や大人同士の雰囲気を最も感じ取る』との言葉は、私自身もハッとしました。いろいろ言葉掛けする前に、まず自分自身のあり方を見直す必要があるのかもしれません。

教育講演会(HP②).jpg

 先生の講演会の後に、YMCA各校のスタッフを交えて行われたパネルディスカッション形式の一問一答もなかなか好評でした。予め参加者の方から寄せられていた質問をスタッフが代表してお聞きして、先生に答えていただきました。
 子どもたちに対してアドバイスしてあげるという発想ではなく、「対話」することが大切だとお聞きしました。「会話」ではなく「対話」が大切とのことです。私たちは子どもたちの声を聞いているようで、本質的にはしっかり聞けていない部分があるのかもしれません。特に心の奥底にある声はなかなか聞こえづらい部分があります。見えにくいからこそ、大切にしなければならないと思います。
 
 教育講演会は毎年行われていますが、参加されたみなさまだけではなく、私たちスタッフも毎年多くの学びがあります。来年度も実施する予定だと思いますので、ぜひみなさまにもご参加していただけたらなぁと思います。参加してくださったみなさま、ありがとうございました。