学校行事
農業体験2009
「農業体験」は<エコ系列>の講座の一つで総合学科の本校ならではの授業です。今年度は、2日の実習を含む4回のスクーリングで実施しました。ここでは、1回目の実習の様子をお届けします。
実習は、6月9日(火)に「紀泉わいわい村」で行われました。「わいわい村」は大阪府が設置した金剛生駒紀泉国定公園内の自然公園(泉南市)で、大阪YMCAが「里山の自然学校」として運営しています。様々なプログラムがあり、近年、環境教育施設としても注目されるようになっています。
まずは、スタッフの皆さんのご指導により、昨年の「農業体験」に参加した生徒さんが植え付けたタマネギを収穫しました。作物を通して生徒さんどうしの「つながり」を意識するいい機会となりました。
お昼からは田植え体験です。みんなで裸足になって田んぼに入りました。くすぐったいような泥の感触を楽しみながらの作業です。横一線に並んで、目印に気をつけながら苗を等間隔に植えていきます。ぎこちない作業で一列植えるのにもかなり時間がかかりましたが、その分、農家の人の大変さ、そしてお茶碗一杯のごはんの大切さに気付くきっかけとなりました。
おやつは収穫したジャガイモのふかしいもです。ほくほくしたジャガイモは湯気もおいしく幸せでした。自然のめぐみに感謝です。
理科教員 鮫島 一泰
【生徒の感想】
・僕は初めて田植えを体験しました。田植えをする時、バランスを取るのが大変でした。いい体験をしたと思います。
・田植えは初めてでしたけど、土は思ったよりもやわらかかったし、苗を植えるのも大変でした。
でも普段体験できないことができたので楽しかったです。
・田んぼにはカエルがいました。
・玉ねぎの収穫ができてよかったです。