学校行事

10/6(金)-8(日)、大阪府高等学校定時制通信制発表大会において、本校生徒２名が書道部門、写真部門で奨励賞を受賞致しました。
生徒の感想文を掲載します。
｢桜｣という字に巡り会ったのは本当に偶然でした。作品の方向性が決まらず悩んでいた時、何気なく見ていた書道の本から目に飛び込んできたのが｢桜｣だったのです。字体や作品から伝わる空気感、そして趣が驚く程私が表現したいイメージに合っていました。それまでの迷いが一瞬で、｢この字を書こう！｣という抑えられない衝動に変わり、｢桜｣を書くことに決めました。字の雰囲気などから青墨で書くことになったのですが、青墨は初めてで墨の濃度も何も分からないので、書道の清水先生にご指導して頂きながら練習しました。枚数を重ね、線と線の角度や比率、筆を何秒置けば丁度良い滲み具合になるかなど手に覚えさせるようにしました。しかし満足する字が書けず苛立っていた時に、母から｢その気持ちを人ではなく紙にぶつけなさい｣と言われ、邪念を払って書いた中からやっと納得のいく一枚に出会えました。そしてその作品で受賞を出来て、嬉しさと共に｢桜｣に巡り会った時の高鳴る気持ちは偶然ではなく必然だったのかもしれない、と不思議な思いになりました。人と人との出会いがあるように、私は書道では｢字｣との出会いが重要だと思っています。その時その瞬間で自分だけの運命の字があって、その出会いに気付き、大切にし、努力することが上達に繋がる一つの道筋だと思います。これからも人、そして字との出会いに感謝して腕を磨き、心の豊かな人間になれるように書道も勉強も頑張ります。
3年次生徒　池本 麻里奈

何気なく出展した写真が奨励賞に選ばれて大変嬉しいです。 
これからも写真を撮っていこうと思います。
3年次生徒　波多野 隆
自然いっぱいに囲まれて電車くんものんびり走ってて気持ちよさそうですね。