韓国スタディツアー2025実施報告
【はじめに】
今年度もソウルYMCAと協力して、韓国スタディツアーに行ってきました!
今回は全国の連携校の生徒も参加。
東京YMCAの生徒とは現地の金浦空港で合流し、ソウルで3日間を共に過ごしました。
*韓国スタディツアーの様子はInstagramもあわせてご覧ください。(キムチづくりの様子もご覧いただけます。)
【願い・目的】
隣国である韓国について、これまでの日韓の歴史や文化を学んだうえで、
次世代を担う高校生が平和的な関係性を築いていくことをめざしています。
そのため、歴史や文化の学びにとどまらず、
文化体験や現地の高校生・大学生との交流にも積極的に参加してほしいと願いを込めて、
このスタディツアーを企画しています。
【実施日】
2025年9月3日(水)~9月5日(金)2泊3日
【主な活動拠点】
韓国ソウル市内
*宿泊施設はコヤン市のYMCA Goyang Youth Centerを利用
【事前学習会・準備会・ふりかえり会】
出発前には2回の事前学習会を実施し、オンラインを通じて東京の参加者とも学びを共有しました。
さらに、韓国のユースも交えた事前準備会を行い、現地交流への期待を高めました。
帰国後のふりかえり会も今月予定しています。
【主なプログラム】
・伝統楽器「チャング」の体験と制作
・ソウルYMCAユースとの一日交流(キムチづくり、街歩き、展示場見学)
・ソウル歴史博物館の見学
【参加者の様子】
「韓国が好き」という思いが大きな力となり、積極的に活動に参加する姿が見られました。
通信制高校ならではの特色として、既存の友人グループがほとんどないため、
初めて会う仲間と互いに助け合いながら交流を深める姿が印象的でした。
また、ソウルYMCAのユースと混合グループをつくり、
翻訳機を使いながら積極的にコミュニケーションをとる様子が見られました。
【参加者の声(一部抜粋)】
・現地の人が優しかった。
・さまざまな方と関わる中で、韓国の文化や日本との違いについて多くのことを知ることができた。
・最初は知ってる子がほとんどいなくて仲良くなれるか心配だったけど、
帰る頃にはみんなと仲良くなっていてみんなで頑張った達成感があった。
・韓国のみんながとても日本語が上手で驚いた。
・韓国の方々と違う言語でうまく伝えるのが難しかったけれど、翻訳を使いながら会話できたことが印象的だった。
・韓国の政治が好きだったが地理や歴史にも興味がもてた。
・これからも韓国の人達と交流しあってそれぞれの良いところやあまり良くないことを少しでも教え合って分かり合えたい。
・実際に現地に足を運び交流することで、平和な関係が続いていくのだと思った。
・今回の交流会のように、お互いの国について知ったり、協力し合ったりすることが大切だと思った。
小さなことでもお互いに理解を深め、友好関係を広めていけるような取り組みをしていきたい。
【最後に】
今回のツアーを通して、文化体験や交流の楽しさに加え、
歴史や国際関係の複雑さや課題を改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか。
参加した生徒からは「来年も参加したい」という声が多数寄せられています。
今後も学びと交流の機会を大切にして平和な世界をみんなでつくりあげていきたいと願っています。