OECD無限大プロジェク in パリ(本校、参加します!!)
◆「Education2030無限大プロジェクト」
2015年、OECD(経済協力開発機構)が「Education 2030」を立ち上げ、
"複雑で予測が困難な2030年の世界を生き抜く為に生徒たちにどんな力が必要か、
そしてその力をどのように育成するのか"を検討しています。
このプロジェクトの一環で、教育について生徒と教師が一緒に考える「無限大プロジェクト」が
12月にパリ・OECD本部で開催され、世界中の生徒、教師が集まります。
本校卒業生(今年度3月卒業)と教員とは、
在学時から今も継続してこのプロジェクトに取り組んで今月、2人でパリへ赴きます。
◆今、求められている教育
本校はこの「無限大プロジェクト」に共感すると同時に、
テーマに向けた過程に意義を見出し、今年度は「特別活動」として、
生徒たちが実際に経験したことや感じたことを意見として出し、
他者の意見に耳を傾けて議論を重ねています。
そしてプロジェクトでの発表のために一つのものにまとめ上げています。
この経験は、今まさに教育で求められている"対話的で深い学び"であり、
生徒たちが大きく成長する機会となります。
先日は自分たちが過去に小中学校で感じた「学校生活のストレス」についても意見をだしあいました。
みんなと一緒にしなければいけない・個性を出せない・制服の細かい指導・
学歴主義・先生にやらされている感・主体的な学びの少なさ・理不尽な怒られ方‥
中には"頑張らないと受け入れてもらえなかった"と、本校が掲げる「命の尊厳」と真逆の経験話も。
このような協議を経てZoomで他校や外国の生徒(本校はポルトガル)と交流して共創し、パリで発表します。