大阪・香港中華・台南ＹＭＣＡ グローバルシチズンシップ・スタディツアー参加報告

８月１６日(木)から２１日(火)まで「大阪・台湾・香港グローバルシチズンシップ・スタディツアー」を実施、９名が参加しました。このツアーの目的は、世界で起こっている環境問題ついて現状を知り、正しい知識を深め意見を交換することです。

出発時は飛行機が機内点検によって３時間以上遅れることになりました。それにより急な予定変更や移動が大変でしたが、台南に到着すると台湾・香港YMCAのスタッフや生徒が暖かく私たちを迎えてくれて、非常に嬉しい気持ちになりました。 翌日からはリサイクル、リユース、環境問題についてのワークショップ、プレゼンテーションがあり、国で起こっている環境問題を自分事として考える良いきっかけとなり、このツアー全体に関わるテーマを再認識ました。３日目のホームステイは事前学習会でも「初めてだし不安だな」「コミュニケーション取れるかな」と緊張と不安が高まっていましたが、翌日生徒と再会したときは「本当の家族のようにとっても暖かく、優しくしてくれた」「ホストファミリーと一緒に観光地にいったよ」と興奮して話していました。ナイトマーケットでは、屋台で買い物をするなどすべてが初めてのことでしたが、このツアーで友達になった香港・台湾の仲間とシェアしたり、台湾の美味しい食事を堪能しました。ウォーターアクティビティーやそれぞれの国の文化を伝える時間があり、日本からは「折り紙」を紹介して台湾・香港の参加者全員で「飛行機」を折って飛ばし日本の文化を知ってもらうきっかけとなりました。

この６日間では日本から離れた場所、そして香港・台湾の生徒と四六時中一緒の生活は戸惑うこともありましたが、生徒は想像していた以上の充実した時間を過ごすことができたようです。帰国日は涙のお別れでしたが、今回台湾・香港の人たちと関わることが出来て、何より海外に足を踏み込んで新しい世界が見られたと思います。今回参加した経験はこれからの生徒たちの成長の大きな糧となることと確信しています。