学校行事

ファミリーカーニバル2007

 

【全体報告】

南YMCAでは、毎年11月3日(文化の日)にファミリーカーニバルを行っています。ファミリーカーニバルの目的はYMCAの活動を広く理解して頂くとともに、その収益金をクリスマス献金として集めるチャリティカーニバルでもあります。献金は、世界のYMCAを通じて行う「国際協力募金」や「災害見舞金」「クリスマス献金プロジェクト」などに用いられます。毎年多数の参加を頂き、昨年より通信制・単位制のYMCA学院高等学校の生徒さんにも多数参加して頂くようになり、本年度も「笑今笑」(わらいましょう)という名前の喫茶店やワンコインブックストアを出し、落花生釣りなどユニークなゲームやリラックスボールなどの販売もいたしました。生徒も教職員も楽しく過ごすことができました。様子はリンク先をご覧ください。

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―カーニバルは、国際口流の場―

「コノアジニホンジンノクチニアイマスカ」「OKOKおいしいですよ」「コレアジミシテクダサイ」「サンキュー エーッ甘い!!」
カーニバルの朝、家庭科室では、調理をする人達の国際口(交)流がはじまっています。
 私は、今年も学院高校の「笑今笑」という喫茶に出す〈開口笑〉と〈大学合格芋〉の調理をしました。〈開口笑〉とは「口を開けて笑っている」北京発のお菓子です。粉と卵と砂糖の素朴な揚げ菓子ですが、外側のゴマの風味が香ばしく、中はサクッとしています。低めの温度で揚げていると、じわりとひびが入り、やがて口を開き始めます。廊下の方から楽しい声が聞こえ始める頃にはお鍋の中で

「きたきた、笑った笑った」

〈開口笑〉も出来上がりました。カーニバルにピッタリの微笑ましい名前のお菓子です。プロの味〈大学合格芋〉の作り方の秘密は、来年お伝えしたいと思います。

家庭科教員 井澤 康子