学校行事

「悩みの伝え方、聴き方」by人権フォーラム2008

 

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 6/6(金)、本校(通信制・単位制のYMCA学院高等学校)にて人権フォーラムが行われました。「青少年自立支援施設 淡路プラッツ」で活動されている田中俊英さんに「悩みの伝え方、聴き方」をテーマとし、ロールプレイを交えながらお話しをしていただきました。

【講師からのメッセージ】

 毎日生活をしていると、自分の知らない間に「悩み」はゆっくりとつくられていきます。
それを誰にも言わずに放っておくと、自分の中で大きくなってしまって、しんどくなってしまうようです。
けれども、自分のしんどさばかり言っても浮いてしまうかもしれないし・・・・・・。
 今回のフォーラムでは、自分の悩みや友だちやまわりの人に上手に伝える方法について考えます。
 また、友だちの悩みの上手な聴き方についても考えます。
悩みの伝え方や聴き方を学ぶことで、「他人の気持ち」や「悩みが言えない他人の立場」について、参加者の皆さんがより深く考えることができれば幸いです。

【参加生徒の感想】

・ロールプレイングをして具体的に教えてくださったこと、みんなで参加できる形式だったことが良かった。

・実際に相談中の場面を再現したところが良かった。 なるほどこう言うのがいいのか、自分だったらこう言うなと心の中で思いました。

・人はそれぞれ感じ方が違うから、人の悩みの聞き方で全員に絶対にこれという一つ
の答えはないことをロールプレイで感じました。

・友達に友人関係の悩みを言うことは覚悟がいるということが印象に残りました。

・人の相談を受けるときに見せる表情に、意外と感情が出ていて、私も誰かの相談にのっているとき、顔に出ているのかなと思いました。