学校行事
'09 総合的な学習の時間 「自分だけの絵本を作ろう」
1/27(水)~29(金)、2/1(月)の4日間、本校(通信制・単位制のYMCA学院高等学校)の「総合的な学習の時間B」が実施されました。2/1(月)の講座「自分だけの絵本を作ろう」の様子をお届けします。担当教員の報告・参加生徒の感想をご覧ください。
【担当教員からのメッセージ】
講座「自分だけの絵本を作ろう」では、絵本作家のよしおかとしみさんを迎えて、生徒さんそれぞれがオリジナルの絵本を仕上げていきます。「よしおかとしみ」さんは実はご夫婦のペンネームです。それぞれ原作とイラストを分担しておられます。
午前中は作品の構想を練り上げます。まず、『森の中へ』(アンソニー・ブラウン)、『バスにのって』(荒井良二)など絵本の読み聞かせをして頂いて、生徒さんはイメージを膨らませていきます。「絵本の世界は落書きです。うまく描こうではなく、何を伝えたいかが大切! とにかく自由に思ったことを描こう」――よしおかさんからの言葉に生徒さんはとてもリラックス。
いよいよ絵本作成です。生徒さんはその場の雰囲気でますます乗っていきました。真っ白い4枚の画用紙がみるみるうちに小宇宙です。モノトーンの作品、色鉛筆の作品、クレヨンの作品、それぞれの世界が新しく生まれました。完成した作品は、よしおかさんに読み聞かせをして頂いたのですが、作った生徒さん自身も気付かなかった新たな発見もあって、みんなびっくりしていました。
鮫島 一泰
【参加生徒の感想文】
・絵本の読み方がとても上手で絵本の中の世界に入ってしまいそうでした。うちも親になったら子どもに上手に絵本を読んであげたいです。
・クレヨンとか色えんぴつになれていなくて、描くのが難しかったけど、納得できる作
品ができて良かったです。
・書き始めると、小さい頃に戻ったようにすっごく楽しくなりました。テストが近くて
イライラしたり、落ち込んだりしていましたががんばろうって気持ちになれました。
私にとってとっても楽しかったです。
・勉強以上に集中していました。2枚でもうノックアウトでしたが(笑)絵本作りって意外に体力使うんだな~。すっごく楽しい一日でした♪
・難しく考えていたけど、自分が思った絵を描けばいいという感じだったので作りやす
かったです。