学校行事

「救急法」(授業風景)

写真は、YMCA学院高校(通信制高校)の「ウエルネス系列」の「救急法」の授業風景です。

 2011年度救急法(320).jpg

 

【報告】

 

 救急車を要請して、到着するまでの時間は全国平均で6分、大阪市で5分と言われています。しかし、心臓が停止してからたった3分で死亡率は50%。また命はとりとめたとしても、脳への血流が3分~4分停止した場合、脳細胞は再生不可能なダメージを受けてしまいます。だから、救急車を要請して到着するまでの時間が非常に重要なポイントとなります。その重要な時間に応急処置をすれば、蘇生率が高まります。

 

 最初は手順を間違えたり、正しい胸骨圧迫の位置がつかめなかったり、人工呼吸の息が入らなかったりと悪戦苦闘していましたが、最後には13人の生徒たちが、大阪市消防局長認定普通救命講習終了証を獲得しました。

 

 

 

内山 雅文(本校「体育科」教員)