学校行事

「ウィンタースポーツ ~スキー実習~」

1/14(土)~1/16(月)、YMCA学院高等学校(通信制高校)の「ウィンタースポーツ ~スキー実習~」が行われました。その報告・写真をご覧ください

 

【報告】

 

1/14(土)~1/16(月)の二泊三日で、15名の生徒さんと一緒に兵庫県の鉢伏高原へスキー実習に行ってきました。現地に到着して辺り一面の雪景色を目にすると、普段雪を見ることがあまりないためか、生徒さんのテンションは一気に上がっていました。

  

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実習では、初めてスキーに挑戦する生徒さんが多く、始めは板を付けることや板の長さに慣れることにとても苦戦していました。実際に斜面に出て滑ってみると、言われていることを頭では分かっていても、なかなか体を思うように動かせず、自分の意図しない方向へ滑っていってしまったり、止まれずに雪山に突っ込んでしまったりしていました。しかし、何回も何回も転びながら滑る回数を重ねていくと、決められた所で曲がれるようになったり、止まれるようになっていきました。さすが若い人は上達が早いですね!中には、それだけではなく、平行にして滑れるようにまでなった生徒さんもいました。

 

三日間の実習中、誰も怪我することなく、また病気をすることもなく、無事に終えられて本当にホッとしています。実習中は、生徒さんは実に色んな表情を私達に見せてくれました。真剣な時やスピードが出すぎてしまって恐怖を感じている時、ヤバイ!!と思っている時、転んで少し恥ずかしそうにしている時、また仲間と共に大爆笑している時、そして何よりも、上手に出来たときの笑顔が最高でした。

 

この実習を通して、新しい友人もでき、また新しい自分にも出会えたことと思います。みんなで一緒に同じ時を過ごし、共にスピードに乗って滑り、共に転んで雪山に突っ込み、共に笑い合えたこと一つ一つが、生徒さんにとって大切な思い出となったことでしょう。

 

経験に勝る座学はありません。実際に自分で体験し、心の底から実感したとき、人は最も学び成長すると思います。この実習を通して得たものを、生徒さんにはこれからも大切にして欲しいなぁと思います。また、私自身も教員としてとても大切で貴重な学びの時間を過ごさせて頂きましたので、この経験を大切にしていこうと思います。

 

 

小平 夢子(本校「体育科」担当教員)