学校行事

'08 総合学習 『自動車運転体験』

 

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   1/28(水)~30(金)、2/2(月)の4日間、本校(通信制・単位制のYMCA学院高等学校)の「総合的な学習の時間」を実施しました。その一環で、1/28(水)に『自動車運転体験』の講座が行われました。講座担当の松倉幸作(本校の地歴科教員)さんの報告文と参加生徒の感想をご覧ください。

【松倉さんからのメッセージ】

 1/28(水)、門真教習所にて『自動車運転体験』が行われました。ここでは、教習所指導官の指導に沿って、運転シミュレーター・運転適性検査・運転体験ができます。(もちろんのことですが、この講座ではすでに免許を取得している人は受講できません。)  車が運転できる。その期待と不安をもって、生徒さんはこの講座に参加してきます。この講座の狙いは交通安全が主眼なので、そちらの事が記憶に残る事が大切です。         

本校教員 松倉 幸作

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【参加生徒のご感想1】

「初めての自動車運転」

 今日、生まれて初めて自動車の運転をしました。免許をとる前に車を運転できるなんて、夢にも思ってはいなかったし、昔から、車を運転することにかなり憧れを持っていたのですごく嬉しかったです。それに、こんな体験ができる高校生も全国でそんなにいないだろうと思います。
 運転体験をする前は、みんな運転できるんだからすぐに(容易に)できるだろ~っと軽い気持ちでした。そして、その体験後の感想は『慣れるまでは難しいだろうが、慣れてコツさえつかめば簡単そう』です。実際、最初はコツがつかめず苦労しました(特にカーブを曲がるのが…)。しかし、何度も何度も曲がっていると中央線からはみ出すこともなくなり、スムーズな運転?ができたような気がします。
 ここまで書いてきて、僕はこの慣れや「自分は運転が簡単に出来る」というエゴこそが最近良くテレビで言われている、飲酒運転やひき逃げなどの原因ではないかと思うようになってきました。なぜなら、少しお酒を飲んでも自分は運転が上手いのだから…大丈夫!、となってしまっているのではないでしょうか。運転に慣れてしまうと、手を抜いたり自分の力を過信して危険なことをしてしまうということも時にはあると思います。
 今回のこの体験で、車の本当の危険性を知りました。その一方で、早く免許を取って車を乗り回したいと思いました。

1年次生 大谷真輝

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【参加生徒のご感想2】

「門真教習所へ行って」

 今回、門真自動車教習所へ行き、自動車適性検査・運転体験・交通安全に関するディスカッションを体験しました。元々私は車が好きでしたが、自動車教習所という所に初めて行き、更に興味が湧きました。
 私はまだ車の免許を持っていないので、『運転できる』ということがとても楽しみでした。いつも車に乗る時は、運転を見る側なので、のんびり景色を見たりしながら乗っていました。そして、『運転って簡単そう・・・』と思っていました。
 しかし、実際自分が運転してみると、普段の徒歩や自転車に乗っている時では感じることのできない視点や世界、心境になるということを発見しました。そして、少しアクセルを踏んだだけでも猛スピードが出たのでびっくりしました。車を道路に沿ってカーブさせようと思っても、乗り上げてしまったり思い通りにいかず、自分の体としての感覚と、車の幅と長さの感覚が違うこともあって難しかったです。運転中は常に周りの車の位置を把握し、あらゆる危険性を考えます。そのため、常に気を張っていなければなりません。
 さらに、自転車や歩行者の交通マナーが悪いと、運転者が困るということも学びました。私は普段自転車に乗るので、これを機により交通についてのマナーを考えていこうと思いました。貴重な経験ができ、とても楽しかったです。車が好きなので、早く車の免許が取りたいです!!!最後に、教官の皆様、引率してくださった先生方、ありがとうございました。

2年次生 坪田 美樹