学校行事

'08 総合学習 『あなたもなるかも!?裁判員制度』

 

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  1/28(水)~30(金)、2/2(月)の4日間、本校(通信制・単位制のYMCA学院高等学校)の「総合的な学習の時間」を実施しました。その一環で、2/2(月)に『あなたもなるかも!?裁判員制度』の講座が行われました。講師は、大阪弁護士会所属の弁護士さんです。引率の古田敏洋さん(本校の公民科教員)の報告文と参加生徒の感想をご覧ください。

【古田さんからのメッセージ】


  2/2(月)大阪地方裁判所にて『あなたもなるかも!?裁判員制度』の総合学習が行われました。今回は大阪弁護士会所属の弁護士さんが担当して頂き、来年5月から実施される裁判員制度について学びました。自分がもし裁判員に選出された場合、有罪か無罪か、その量刑まで決めなければなりません。裁判員の一言が裁判官と同じ重みを持ち、自分は人を裁くことができるのか?いつかくるかもしれない裁判員としての役割や裁判の仕組みなどを学びました。

                           本校教員 古田 敏洋

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【参加生徒の感想】

                           「裁判傍聴」
                                

  今回の授業で、私は初めて裁判傍聴をしました。
裁判傍聴も、裁判所も、被告人を生で見るのも、弁護士の先生のお話を聞くのも、全て私にとって初めての経験で少し緊張しました。
   裁判傍聴をして私が想像していた「裁判」といくつか違う点がありました。
 まず、
テレビドラマや映画などで見た「裁判」は、弁護士と検察官の討論がありましたが、裁判の時間が短く、そのような場面が観れませんでした。
 裁判の時間も本当に短く、「判決」の裁判では、三分ほどで終わる裁判もありました。傍聴していて解りやすい場面もありましたが、専門用語が多く解らない場面も多々ありました。
 今年の五月から始まる裁判員制度に備え、私たちは裁判を理解する為に裁判傍聴をしておくべきだと思いました。
 私は裁判員制度には賛成なのですが、実際に私が裁判員になった時に、被告人に求刑をくだせるかは不安です。
 簡単に裁判は傍聴出来るので、もっと裁判傍聴が出来やすい環境をつくり、裁判所側がもっとPRすべきだと思いました。

2年次生 川木 祐香