『健康に不安をかかえる生徒と保護者のつどい♪』『オンラインヘルスケア体験会』実施

5回目になる『健康に不安を・・・つどい』を5月14日本校で開催しました。
これは、連携をしている関西医科大学柳本嘉時医師の講演と同じ悩みを持つ親子の語らいの場として毎年行っているものです。生徒・保護者約50名の参加となりました。

親子が学び、わかちあう時間をもつことにより、高校生活や将来安心して生きていく希望になることや教職員の起立性調節障害(OD)の理解の推進にもなっています。ODの生徒は年々増え、今年の新入生25%がODです。生徒たちが体調の悪さで学びや夢を諦めないことを私たちは応援したいと考えています。講演での柳本先生は、運動の重要性を熱く語られました。

在校生親子のインタビューでは、「この子が不登校の時、『勉強をしなさい』と言い続けていたが、
誰のために言っているのか、結局自分のために言っていた言葉だと気がついた。そこから何も言わないようにしたらこの子は主体的に動き出した」という保護者の言葉は印象的でした。
身体づくりのヘルスケア講座や夏のODキャンプも8月末に予定しています。健康に不安をかかえる生徒のみなさんも、そして保護者の皆さんも、毎日を安心して過ごせることが私達の願いです。
運動の重要性から、本校では2年前から自宅でできるオンラインヘルスケアを行っています。
その体験会を5月26日(木)に実施しました。参加者は31名。

指導者はYMCAウエルネス事業の専門家です。音楽に合わせて運動したり、ゲーム感覚でしりとりしながら体を動かしたり...など、生徒たちも笑顔でリラックスしながら参加していました。

ヘルスケア参加者には本校からデバイスウォッチを貸し出します。自分の身体の状況やストレス度を計測することができますので、生徒たちには是非参加してほしいと願っています。
『健康に不安をかかえる生徒と保護者のつどい♪』『オンラインヘルスケア体験会』実施
『健康に不安をかかえる生徒と保護者のつどい♪』『オンラインヘルスケア体験会』実施